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平成19年、自作短歌マイベスト

今年発表した自作短歌のなかから、お気に入りをまとめました。
それぞればらばらに発表しているので、現かな・旧かなが混ざっていますがあしからず。

いきてゐる証欲しくば天睨み恨めしき色をつけよ蒲公英    飯村みすず

錆びつきし自転車乗ればどこからか淋しき音の静かに出でぬ

誰もゐぬ居間に座りて淋しさと自由のあはひに背骨を鳴らす

時間切れ、「12」のところで秒針が我の背中に斬りかかりをり

飲み会に誰とも語らず佇めばどこにも私がいないいないいない   

よし今日は風呂の掃除をすると決め眼鏡をかけて風呂に入りぬ   

幼かりし写真のわれと向かい合い夢破れしと謝りにけり

酔い果てて辿り着きしは駐輪場車輪カバーがぬるりと光る

突然に止まった少女のスカートが立ち止まれずにふわりと進む

病室で死にゆく人が生き残る人の写真を撮りてほほえむ
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by 31life | 2007-12-31 01:14 | 掲載短歌  

塔 12月号


よし今日は風呂の掃除をすると決め眼鏡をかけて風呂に入りぬ   飯村みすず
帰り道小さき家の二階から煙草持つ手のぬらり出でをり
もう二度と許しはしないと云ひかけて握りしめをりタバスコの赤
泣いてゐる我の隣にのつそりと猫の座りて温くなりぬる
ビニールのアンパンマンの丸顔は朝に萎みぬ猫に咬まれて

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by 31life | 2007-12-15 15:43 | 掲載短歌  

短歌研究詠草今年度結果発表

短歌研究12月号で、短歌研究詠草の今年度の持ち点結果発表が載っておりました。
 私は今年2月号から11月号まで応募し、合計28点で、第24位ということでした。うーん、微妙?いやいや、短歌を始めた年にここまでいけたのだからよしとしましょう。うん。100位くらいまでの方々の名前が載っていますが、塔の先輩方の名前も見受けられます。

今年、塔を筆頭に短歌研究と角川短歌に応募してきましたが、なかなかきつく、きがつくときちんとした推敲もせずに出詠することが多くなってしまいました。これはいけないと思い直し、2008年は短歌研究と短歌への出詠はやめ、塔に専念することにしました。なにしろ初心者。推敲をしなければ勉強にもならないし上手くもならないだろうし。とりあえず来年は塔に一途になります。

みすず
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by 31life | 2007-12-07 00:55 | 日記  

短歌12月号

<佳作>沖ななも選

にわか雨あがれば景色はもとどおり唯わたしだけずぶ濡れのまま    飯村みすず
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by 31life | 2007-12-01 00:51 | 掲載短歌